OpenSNP  地域SNS|導入事例
地域づくりSNS  眠れる地域の絆を覚醒させる活性化の切り札!
OpenSNP 導入事例

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『さよっち』 佐用町地域SNS(兵庫県佐用町)
 『さよっち』 佐用町地域SNS(兵庫県佐用町)  http://sayo-chi.jp/ 


主催者推薦文


兵庫県佐用町では、地上デジタルテレビに対応し地域の高度情報化を推進するため、光ファイバを全町内に敷設しました。佐用町は岡山県に隣接した中山間地で、光ファイバ敷設前は町内の8割が難視聴地域でFM放送もNHK以外はほとんど聴取できずインターネットもADSLが整備されているものの、局社から遠い地域では満足なスピードを確保することができない状態でした。

光ファイバの利活用を考えるため、情報懇話会を設置し1年間、協議を行いました。委員の中からSNS設置のご意見を頂戴し、佐用地域SNSさよっちを立ち上げるにいたりました。

SNS設置を検討するにあたり、兵庫県で設置されていたSNSひょこむに加入し、実際に使用しました。ひょこむは地域SNSの中で、加入者数も多く活発なSNSでした。運営組織もしっかりしていました。佐用町で設置する佐用地域SNSが成功し、活発になるためには、指導していただける方がしっかりと運用の手助けをしていただくことが必要条件でした。また、佐用町ではインターネットテレビによる動画配信を希望しており、財政的にも費用が安価でシステム構築しなければなりませんでした。
これらの諸条件に合致するSNSシステムは、OpenSNPでしたので採用するにいたりました。

佐用地域SNSさよっちを使用したところ、招待制によるシステムであり、ブログによるあらしが見られないことが一番の感想です。ブログを書くためのエディタも使いやすく、公開範囲も多段階に指定できることで利用者の安心感もあります。動画のアップも簡単にでき、携帯からもすぐに動画をアップすることができます。これだけのシステムでありながら、システム変更の要望にも早期に対応していただいており、運用管理者としてとても助かっています。今では日本有数のSNSシステムであると自負しております。

佐用地域SNSさよっちは、2008関西ウェブサイト大賞で入賞するという勲章もいただきました。さよっちは、動画が携帯からもアップできるなど、機能がとてもしっかりしており、システム変更の要望にも早期に対応していただけるシステムです。システムが整備拡張されていくスピードも速く、管理運営者として、とても使いやすく管理しやすいのが特徴です。こんなOpenSNPシステムを私は推薦します。


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「さよっち誕生!」 by まっち

私たちがSNSを持つことになったのは、佐用町内全域に難視聴対策のためのケーブルテレビの光ファイバが敷設されたことがきっかけでした。その町内全域に張り巡らされた光ファイバを、町民生活の向上のために役立てるビジョンと方策を検討するために、06年度に町長直下の「佐用町情報懇話会」が設置されました。私も担当のまちづくり課の職員として、この会議に参加させて頂いておりましたが、中ではさまざまな議論が交わされ、「地域SNS」と「住民ディレクター」を、具体的な取り組みの一つとして推進することとなりました。

時を同じくして、財団法人地方自治情報センター(LASDEC)が「地域SNS間連携実証実験」を公募中で、佐用地域SNS「さよっち」は本事業に応募した、盛岡地域SNS松江地域SNSと兄弟として、またひょこむの妹として生まれ、成長することとなります。

つながりはシステムだけに止まらず、町内外の人による交流も生まれて、さよっちはすくすくと育っています。さよっち誕生会では、松江からセンムさんにおいでいただき盛り上げて頂いたり、盛岡からDr.Yo-daさんたちが佐用町に来られたり、さよっち生みの親のこたつねこさんは、両地を飛び回わるなどして、交流の輪がどんどんと広がっているのです。

また、過疎地という課題を共有するつながりでは、SNSを通して町内過疎地の民家から千曲川流域学会に参加すると共に、地元から長野の学会のパネリストとして参加いたしました。また、オフ会を主催して、他の地域から佐用町に入ってこられる方も多くなっています。

また、佐用地域SNSは、日本で初めてSNSにTV機能(動画機能)を持たせ、自主コミュニティチャンネルの放送インターネットTVの放送を共有させ、地域の情報を映像として町内外に発信しています。この放送では、西はりま天文台番組と佐用町住民ディレクター番組として町内外に発信を始めました。
これら過疎地からの住民主体の積極的な活動が認められて、「関西ウェブサイト大賞2008」を受賞(入賞)するなど、内外から高い評価を頂くこととなっています。
今後もさよっちを介しての取り組みが無限に広がるのではないかと期待しています。

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「さよっちと花菖蒲園」 by まっち

6月中旬から7月初めの3週間、地元集落が行う観光行事として「花菖蒲園」が開園したのですが、より多くの人に訪ねてもらうために、この「さよっち」内でも意図的に様々なPRや告知をやりました。
ブログで草刈作業の状況を載せ、多くのボランティアの人に助けられながら準備を進めていることを紹介したり、直前には、開花の様子を写真入のブログで披露したりしました。

そして開園を迎えたのですが、何よりも嬉しかったのは「さよっち」内のメンバーの方の何人かが、花の咲いた現在の状況をビデオやスライドにして公開をしてくれた事です。「さよっち」の一番の特徴は動画添付の機能を有したSNSであるという事でしょう。真摯な言葉も心に響いてくるものですが、やはり百聞は一見に如かずで、「今そこにある美しさ」を動画でリアルに表現する事による情報量の多さには到底敵わない気がします。プロの作品ではない分、逆に親近感の涌く映像に見入ってしまいました。

 情報を伝えたい側からすれば涙の出るような話で、参加会員の善意と友情に地域情報活性化の明るい前途が垣間見えた出来事でありました。

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「地域の情報に血を通わせる」 by まっち

なんでもそうだと思いますが、地域の情報もネタの鮮度が命です。
終わった行事を後追いで紹介してもあまり面白くありません。幸いに我が町には「防災無線」というやり方で各家庭に毎日朝晩、地域の情報を音声にのせて伝える手段があり、リアルタイムで町の情報を知り得る事は出来るのですが、残念ながら聞き逃す事もありますし、如何せん情報量が少なくて本当の面白さが伝わって行かないように感じます。

もうひとつ、これはとても大切な事だと思うのですが、地域の活動というものは、ともすれば身内の満足感に安住してしまいがちなところがあります。「こういう事をして楽しく盛り上がりました」「このような前向きな事に取り組んでいます」といった自己完結型で終わってしまうようなところがあるように思います。それは、ある程度やむを得ない事ですが、このスタイルに寄りかかり過ぎていては真の活性化に結びついて行かないようにも思います。

我が「さよっち」はそのような事態を打開するために誕生した救世主のように思います。
単純で閲覧のし易いプラットホーム上で誰でも気軽に自由にリアルタイムで情報の発信が出来るので情報が画一的なものにならず、本当に伝えたい事が伝わる可能性が高くなります。特に「さよっち」には動画を添付する機能が備わっており、情報をより的確で魅力のあるものにして行く事が出来ます。そして、その流した情報に対する「評価」をこれまたリアルに受け止められる仕組みも備わっていて、町の内外を問わず様々な方からの反応を発信側が感じていく事で、自らの励みとして行くような事に繋がります。

あくまで参加会員の前向きな姿勢と善意が前提となりますが、我が「さよっち」は地域の情報に血を通わせる手段として多くの可能性を秘めた仕組みになっていくだろうと確信しています。





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